ネオンドワーフレインボー
(Melanotaenia praecox)
ポポンデッタ・フルカタと並び、レインボーフィッシュの中では
最も流通量の多い熱帯魚です。
原種はニューギニア島西部に生息していますが、ショップで販売される固体は
全てヨーロッパで養殖、輸入されているそうです。
販売価格も安く、サイズも6cm前後と手ごろ
しかも飼育は容易なので、熱帯魚初心者から
本格的な水草水槽を楽しむ人にもオススメの魚です。
涼しげなブルーの体色に、赤みがかったヒレの縁取りが
基本的な体色ですが、この魚は見る角度によって様々な輝きを見せる
まさにレインボーの名に恥じない美麗種です。
ショップで売られている幼魚で、この魚の価値を判断してはいけません。
じっくりと育て上げた本種は、まさに体から虹色を滲み出す美しさです。
ただし、美しいのはオスのほうで、メスは輝きが劣ります。
オス/メスをバランスよく(7:3ぐらい?)購入したほうが良いでしょう。
水草水槽を、本種が群れで泳ぐ涼しげな姿は
まさに癒しの究極と言えるかもしれません。