Rainbow gallery〜熱帯魚写真館〜

アベニーパファー

世界最小の淡水フグ!!
飼い主に慣れる、まさにペットフィッシュです

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水草水槽もOK スネールを
パクッ!
アカムシ
発見!!
いただきます! 満腹

アベニーパファー飼育のポイント

インドの奥地で発見されたという世界最小の淡水フグ、アベニーパファー。
愛嬌のある動きと表情、飼い主の顔を覚えて寄ってくる可愛らしさで、
女性にも非常に人気の高い熱帯魚です。

とはいえ、他の初心者向き熱帯魚と比べると飼育に若干のコツが必要です。
正しい知識で、この可愛らしいフグを楽しみましょう。

・性格
小型とはいえ、フグ特有の獰猛さと、丈夫な歯を持っています。
他の熱帯魚とは混泳させないほうが無難です。
特に、グッピーなどのヒレの長い熱帯魚と一緒にすると、せっかくのキレイなヒレが
ボロボロにされてしまいます。
また、コリドラスなどの動きの遅い熱帯魚にも攻撃を加えてしまいます。

本種を飼育する場合は、単独飼育もしくはアベニーパファー同士を3匹以上で
飼育するのをオススメします(2匹だと弱いほうが一方的にやられてしまう場合があります)
また、アベニー同士の混泳の場合でもケンカを避けるため、水草や小物などで
水槽内に隠れ家を作ってあげると良いでしょう。

・水槽

単独飼育ならば超小型水槽でも問題ありませんが、水質の劣化が激しい為、
ある程度の水量がある水槽をお勧めします。
個人的にオススメなのは30cmキューブ水槽です。
場所もそれほど取らず、見た目以上に水量があるため
アベニーパファーを5匹ぐらい混泳させるには最適です。
また、この水槽なら小型の外部フィルターなどを使用することも可能で
水質維持は格段にラクになります。

・水質
他の熱帯魚に比べ水質への適応は高いように感じます。
極端な酸性、アルカリ性でなければ全く問題ありません。
底砂も好みのものでよいと思います(とはいえ、サンゴ砂などを
意図的に使う必要はないと思いますが。。)
アベニーは底砂の色によって体色がけっこう変化します。
濃い体色を見たければ、大磯砂やソイルが良いと思います。

・水換え
熱帯魚飼育の基本どおり、一週間に一度、全体の1/3程度の水換え(飼育数、エサの種類で調整)で
大丈夫ですが、アベニーの場合、小型の飼育水槽を使用することが多いと思います。
小型水槽のほうが水質の劣化が早い為、こまめな水換えで水質を保ちましょう。

・エサ
主食は冷凍アカムシが良いです。
ほとんどのアベニーは、冷凍アカムシが大好物です。
。。が、販売店によっては「乾燥エサで育てている」なんてお店もあると思いますので
購入時に与えていたエサを確認しておくのが重要です。

アカムシのほかには、イトメ、孵化させたブラインシュリンプにも
非常によく食いつきます。
しかしイトメは保存が難しく、ブラインシュリンプは孵化に手間がかかってしまうのが難点です。
あとは、水槽内で増殖したスネールも好んで食いつきます。

乾燥エサにはなかなか餌付きませんが、根気よく与えていると餌付く場合もあります。
小型のクリルや、顆粒状の乾燥エサに餌付きやすいようです。

・混泳
ウチでの混泳実例!

カージナルテトラ→尾びれにかじられた跡が・・・。
コリドラス→後ろからそーっと近づいて一撃!という悪質な攻撃を繰り返す(笑)
エンゼルフィッシュ→仁義なき戦いに発展。即刻隔離。
レインボーフィッシュ→スピードについていけないらしく、アベニー被害はなし。
               ただし、レインボーのスピードが速すぎでアベニーまでエサが回らず隔離。。
バンブルビーゴビー→唯一まともに混泳できました。ただし本来は汽水魚です。


淡水、汽水、海水全てのフグの飼い方の記載された
参考書。
フグの食文化についてまで記載。
初心者はもちろん、フグの繁殖を目指すような
上級者にもオススメの一冊です。






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